- 犬を飼うまではできていたのに、犬と暮らしてからできなくなったことってある?
- 「犬を飼ってなかったらこんなことできたのにな」と後悔することってある?
「ペットショップで見たわんちゃん可愛かったな。一緒に暮らしたいな。」と、ただ〝可愛い〟ということだけで犬を飼おうと考えている方、もう一度よく考えてみてください。
犬と一緒に暮らすということは、良いことばかり、幸せなことばかりではありません。犬と一緒に暮らすことで、愛犬にたくさんの時間やお金をかける必要があるので、今までできていたことができなくなることも多くあるのです。
犬と一緒に暮らすということは簡単なことではないと覚悟ができているでしょうか?
犬を飼ったことに後悔する飼い主さんも少なくありません。犬を飼う前にもう一度、「犬を飼うとできなくなること」を確認し、犬を飼うことを真剣に考えていきましょう。
本記事では、「犬を飼うとできなくなること」を大きく3つの項目に分けて紹介します。
今までの生活を犠牲にできるか考えていきましょう。
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①犬を飼うと「自分の時間が減る」

犬と暮らすと、散歩に行ったりご飯をあげたり、生活リズムをある程度犬に合わせなければなりません。自分の趣味の時間を割くことにもなるし、夜遅くまで飲み歩いたり休日も早起きする必要もでてきます。
ここでは、具体的にどのようなことに時間がかかるのか紹介します。
犬の散歩をする時間
犬には散歩が必要です。犬の散歩には、運動不足解消という目的以外にも
- 他の犬や飼い主さんと触れ合って社会化を学ぶ
- 外のニオイに刺激を受けストレスを発散する
- 様々な音やモノに慣れさせる
といった効果があります。
犬を引き取る際に「小型犬なので散歩に行かなくても大丈夫ですよ♪」というスタッフさんもいるかもしれませんが、犬の社会化を経験させるためにも、中型犬や大型犬だけでなく小型犬でも散歩は大切になってきます。
犬の散歩のために、
- 今までよりも早く起床する必要がある
- 仕事から帰ってきてもゆっくりする時間がない
ということを覚悟しましょう。
小型犬でも毎日散歩してあげましょう。
犬の世話をする時間
人間は一人ご飯を食べることもできるしシャンプーや爪切りもできますが、犬は一人でご飯を食べることはできませんしシャンプーをすることもできません。
- ご飯をあげる
- 水の交換
- 歯みがき
- シャンプー
- ブラッシング
- 爪切り
などといったことは、飼い主さんがやってあげなければ一緒に暮らしていくことはできません。
ご飯や水の交換など毎日やってあげなければいけないこともありますし、シャンプーや爪切りなど定期的にケアしてあげなければいけないことも多いです。
犬の世話にも時間がかかるということを頭に入れておきましょう。
コミュニケーションをとるためにも愛犬のケアは大切です。
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掃除の時間や回数が増える
犬と暮らすと、犬の寝床やトイレなどを掃除する必要があるので、掃除の時間や回数が必然的に増えます。
掃除をサボれば、
- 部屋が抜け毛だらけになる
- トイレのニオイで悪臭が発生する
- 部屋に散乱した異物を誤飲する
- 生活環境が悪くストレスが溜まる
など、犬にも飼い主にも悪影響を及ぼします。
愛犬の健康を維持するためにも、掃除の時間は大切になってきます。
来客を呼びづらい環境になってしまいますね。
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休日ものんびりできない
犬は一人でご飯を準備することはできませんし、散歩に行くことはできません。飼い主さんが休みの日でも同じように生活する必要があります。
「今日は休みだからもう少しゆっくり寝てよう」とか「明日は休日だから遅く起きよう」といったことができなくなる可能性が高いです。
しっかり愛犬をしつけできていなければ、
- 「早くご飯ちょうだい!」と要求吠えする
- 「散歩に連れてって!」とケージをガリガリする
- 散歩でしか排泄できなくて家の中で粗相をする
などと、いつものようにご飯を準備したり散歩に行かなくてはならないので、休日ののんびりしたい朝でもゆっくりすることができなくなるでしょう。
犬と暮らしたら休日ものんびりしていられないと覚悟しましょう。
二度寝の気持ち良さを味わうことができなくなるかもしれません。
根気よくしつけを行う時間が必要
犬も人間の種別の違う者同士が一緒に生活していくということはとても大変なことです。一緒に生活するうえでルールを決め、それを守らせるために根気よくしつけをしていく必要があります。
しつけを何もせず可愛がるだけの生活をしていると、
- 飼い主が撫でようとすると吠えたり噛んだりする
- 家のいろんな場所で排泄する
- 留守番中に家の中をメチャクチャにする
- 他の犬や飼い主さんに突進していく
といった問題行動ばかりする犬に成長し、犬も飼い主もストレスの溜まる生活となってしまいます。
問題行動をさせないようにするためには、根気よく時間をかけて訓練していくしかありません。
しっかり訓練していけば、
- 犬用のトイレでしっかり排泄できる
- 人に向かって噛んだり吠えたりしない
- イタズラせず大人しく留守番できる
- 「おいで!」と呼んだら一目散に走ってくる
- 散歩中に吠えたり引っ張ったりしない
などと、快適で幸せなドッグライフを満喫することができるようになるでしょう。
しつけに時間をかけて信頼関係を築いていきましょう。
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②犬を飼うと「自由に使えるお金が減る」

犬と一緒に暮らすと愛犬のために使用するお金が必要になってくるため、自分のために使用できるお金が減ることになります。
犬の生涯に必要になる金額は、ご飯や生活用品などの必要最低限の項目だけでも〝約¥200万〟は必要といわれています。その他、治療費や娯楽費用などもかかってくるので、\200万以上は必要になってくると考えましょう。
ここでは、具体的にどのような出費が必要になるのか紹介します。
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初期費用が必要
犬を飼うためには以下のような初期費用が必要になってきます。
種類 | 金額 |
---|---|
蓄犬登録 | 約3,000円 |
狂犬病予防接種 | 約3,500円 |
混合ワクチン接種 | 約10,000円 |
犬グッズの準備 | 約38,000円 |
合計 | 約54,500円 |
初期費用では、サークルやクレートなど犬のために「衣・食・住」の準備を行う他に、市区町村への蓄犬登録やワクチン接種が必須になってきます。
犬種やワクチンの種類などでも変わってきますが、初期費用はトータルで約¥50,000前後は必要になると考えましょう。
ストレスなく生活できるように犬グッズを揃えておいてね。
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毎月出費がある
犬のフードやトイレシートなど、以下のように毎月〝約¥10,000〟の出費があります。
種類 | 金額 |
---|---|
フード (ドッグフード・おやつ) | 約5,000円 |
日用品 (ペットシーツなど) | 約2,000円 |
ノミ・ダニ・フィラリア予防薬 | 約3,000円 |
ペット保険 | 約2,000円 |
合計 | 約12,000円 |
ノミ・ダニ・フィラリア予防薬は、地域差がありますが5月~12月の期間与える必要がありますし、ペット保険に加入していれば毎月保険料がかかります。
その他、爪切りや耳掃除など、自分でできなければペットショップや動物病院でやってもらう必要があります。また、プロのトリマーに全身カットしてもらえば更に金額がかさみます。
少しでも出費を減らしたいのであれば、肛門腺絞りや爪切りなどは自分でできるように練習していくといいでしょう。
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年に1回かかる出費がある
ワクチン接種やフィラリア検査など、以下のように年に1回必要になってくる出費があります。
種類 | 金額 |
---|---|
狂犬病予防接種 (年に1回) | 約3,500円 |
混合ワクチン接種 (年に1回) | 約10,000円 |
フィラリア抗原検査 (年に1回) | 約2,000円 |
健康診断 (必要であれば年に1回) | 約10,000円 |
合計 | 約25,500円 |
犬も人間のように、命に危険のある感染症を予防するワクチン接種があり、愛犬の健康を維持するためにも年に1回必ず摂取した方がいいとされます。
その他、フィラリア症に感染していないか確認するフィラリア抗原検査や、必要であれば健康診断を受診しましょう。
愛犬の命を守るためにワクチン接種は受けましょう。
ケガや病気をしたら治療費が必要
健康な犬も、突然病気にかかることもあるしケガをすることもあります。
我が家の愛犬は健康な状態で家族に迎え入れましたが、
- 膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)
- マラセチア皮膚炎
- 肥満細胞腫(悪性腫瘍)
といった病気やケガをしたことがあります。
特に「肥満細胞腫」は、悪性腫瘍を摘出する手術が必要な病気だったので、高額な出費がありました。
幸い、保険に加入していたので3割負担で済みました。正直、「保険に加入しててよかったぁ~」と思う瞬間でした。
いつ病気やケガをするかわからないので、突然の出費のためにもお金に余裕の持った生活やペット保険の加入が大切になってきます。
全くケガや病気をしないわんちゃんもいますが、心配であればペット保険の加入をすすめます。
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電気代が増える
犬が暮らしやすい温度は「21℃~25℃」、湿度は「50%~60%」がちょうどいいといわれています。そのため、地域や季節によってはエアコンを年中フル稼働させる必要があります。。
真夏にエアコンを付けずに留守番していては、水を用意してると言っても〝熱中症〟になる可能性は大きくなりますし、冬は寒さに震えて体調を崩す可能性もあります。
エアコンで室内温度や湿度を管理して、愛犬の健康を維持するために電気代が増えることを覚悟しましょう。
電気代の節約は諦めましょう。
③犬を飼うと「外出に制限がかかる」

ご飯をあげたり散歩に行ったり、毎日の愛犬の世話は欠かせません。そのため、トイレや留守番が上手にできたとしても外出に制限がかかってきます。
ここでは、犬を飼うと外出でどのような制限がかかるのか紹介します。
長時間の外出ができない
しつけがしっかりできていてトイレや留守番が上手にできるのであれば問題ないかもしれませんが、長時間の留守番で
- 空腹に耐えられず嘔吐する
- トイレシートがいっぱいで粗相する
- 寂しさからイタズラをする
- 分離不安症で1日中吠え続けたり身体を舐めまわす
といった行動を起こす可能性もあります。
せっかくの休日を満喫していたとしても頭の片隅では「いい子に留守番できているかな?」「お腹を空かせてないかな?」などと考え、愛犬のことが心配になってくることでしょう。
愛犬に長時間留守番させている不安・心配・罪悪感などから、予定より早く帰宅することも多いです。
多少の時間のズレはありますが、散歩やご飯の時間に合わせて外出しなければなりません。
犬を置いて旅行に行けない
長時間外出できないということは、旅行にも生きづらくなります。当然ですが、ご飯と水を大量に置いて犬だけを留守番させるなんてことはもってのほかです。
家で愛犬を見てくれる家族がいたり実家が近くで愛犬を預けることができれば気軽に旅行に行けますが、そうでなければペットホテルに犬を預けて旅行に行く必要があります。
犬の性格によっては初めての場所にストレスが溜まりご飯を食べなくなったり体調を崩してしまうこともあります。
このように旅行に行くためにも制限がかかってしまいますが、
- 犬も宿泊可能なホテルや旅館に泊まる
- キャンプやグランピングなどのアウトドアに行く
- 犬を連れて実家に帰る
など、愛犬を連れて旅行を楽しむこともできます。
愛犬と長い時間触れ合いコミュニケーションをとることができるので、深い関係を築くことができるでしょう。
旅行に連れて行くためにクレートや車に慣れさせておきましょう。
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犬と外出できる場所が限られる
愛犬を連れて外出するとなると、「犬同伴OK」の施設しか行けなくなります。
ショッピングモールは犬が入れる場所はペットショップ内しかありませんし、犬を連れて歩ける場所が限られます。アウトレットは犬も連れて行けますが、一緒に店内に入る事はできません。
愛犬を連れてショッピングに行けない、お気に入りのカフェに行けないなど、愛犬を連れて出掛けられる場所は限りがあります。
ただし、今まで行くことのなかった
- ドッグラン
- ドッグカフェ
- 公園
など、新しい外出先を発見することができますし、愛犬と楽しい思い出を作ることができることでしょう。
どこに連れて行ってもいい子でいられるように、しっかりしつけすることも大切です。
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犬を飼うとできなくなること|まとめ
犬を飼ったら自分のことよりも愛犬のことが最優先になるので、自分のために使える時間やお金が減ったり外出するのに何かと制限がかかってしまいます。
「思っていたより大変だ…」「こんなはずじゃなかったのに…」などと、犬を飼ったことを後悔して飼育放棄する飼い主さんがいるのが現実です。
本記事で紹介した「犬を飼うとできなくなること」を参考に、犬を飼うことと真剣に向き合ってもらえたら幸いです。
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