犬が吠えたり噛んだりしないように装着するのが口輪です。
我が家では、愛犬がビビリな性格ということもあり「興奮する時があるから念のために買っておこう…」と成犬になってから口輪を購入しました。
口輪はどうしても『かわいそう』というイメージがあるので、少しでもマイナスのイメージを軽減しようと思い可愛らしいアヒルの口輪を選択。
そこで本記事では、アヒル口輪の特徴や実際に使用して効果のあったことなどを紹介します。
- 口輪の効果を知りたい飼い主
- 興奮すると攻撃的になる犬
目次
アヒル口輪『quack(クアック)』の特徴
アヒル口輪の特徴は以下の通りです。
- 口輪に見えない
- シリコン素材で優しい
- 舌の出し入れができる
- 大人しくなる
①口輪に見えない
口輪は、海外では口輪をしていないと電車に乗れない国があったり、公共の場では口輪をするのがマナーになっている国も多いそうです。
日本ではまだまだマイナスのイメージが強く「口輪を付けるのはかわいそう…」と思われがちです。
しかし、アヒル口の可愛いデザインならそのような悪いイメージを軽減できるので、もっと気楽に口輪を使用できるようになります。
〝口輪に見えない口輪〟なので、口輪のイメージが変わっていくでしょう。
②シリコン素材で優しい
ソフトなシリコン素材で優しくマズルを包み込んでくれますし、バンド部分もソフトでやわらかいコットン製なので、犬をギュッと締め付けない優しい仕様になっています。
口輪は硬い金属のイメージが勝手にありましたが、全体的に柔らかい作りなので安心して装着できます。
長時間装着していても愛犬を傷めつけることはありません。
③舌の出し入れができる
クアックを装着しても完全に口が閉じられるわけではありません。
アヒル口の先端から舌を出すことができますし、息苦しさを感じさせないので安心できます。
ただし、我が家の愛犬は少し時間が経つと鼻水を垂らします。…もしかしたらストレスを感じてるのかな?
④大人しくなる
アヒル口輪を装着すると、我が家の愛犬はシュンっと落ち込んだように大人しくなります。
やはり、口輪を装着されるのはイヤなようですね。
大人しくなることを利用して、トリミングなどをササっと済ませることが可能になります。
「愛犬が興奮して掃除や家事ができない」などという場合にも口輪があると便利ですよ。
口輪を付けられると悪いことをした気分…
なんか元気出なくなるよね…
アヒル口輪『quack(クアック)』のデメリット
アヒル口輪クアックのデメリットは以下の通りです。
- 模倣品が出回っている
- 噛み癖・吠え癖が直るわけではない
模倣品が出回っている
アヒル口輪『quack(クアック)』は、どうやら模倣品や類似品が流通しているようです。
形がほとんど一緒だったり、パッケージが類似している製品など、一見本物と区別がつかないことがあります。
- 極端に安いもの
- 並行輸入品と記載があるもの
- キズ・ヨゴレ有りと記載があるもの
以上のような製品の購入は控え、正規品取扱いのショップで購入するようにしましょう。

少し見づらいですが、製品の裏側に『OPPO』とブランドロゴが記載されていました。
吠え癖・噛み癖が直るわけではない
口輪は、口輪を装着している間しか吠えや噛むことを予防することができません。
根本的な部分はトレーニングで直さなければいけないということです。
口輪を装着するこで吠えなくなる・噛まなくなると考えている飼い主さんには、口輪の購入はオススメできません。
アヒル口輪『quack(クアック)』こんな時に使ってます

我が家では以下のような時に口輪を使用しています。
- 肛門線絞りの時
- 爪切り・足裏カットの時
- 狂犬病の集合接種をする時
- 薬を塗った時
肛門線絞りの時
我が家の愛犬はビビリの性格もあり、肛門線絞りでお尻をギュッと摘むと、嫌がって興奮してしまい噛んでくることがありました。
それでも肛門線絞りはやらないといけないので、口輪を装着してやってみることに…
口輪を装着しても興奮して唸っていましたが、肛門線絞りを終えて口輪を外してから、ご褒美におやつを与えていました。
これを繰り返しているうちに、「肛門線絞りしたらいいことある♪」と思ったからか、今では口輪無しでも肛門線絞りができるようになりましたよ。
爪切り・足裏カットの時
我が家の愛犬は前脚を触られるのが嫌で、爪切りや足裏カットをしようとすると脚を引っ込めたりジタバタしてしまいます。
口輪を装着すると装着前よりも大人しくなるので、その隙に爪切りや足裏カットをすることができます。
爪切りや足裏カットの時に愛犬が暴れて上手くできないと悩んでいる飼い主さんは、一度口輪を装着してやってみてはいかがでしょうか?
いっぱいご褒美もらえたら頑張れるかも!
狂犬病の集合接種の時
初めて狂犬病の集合接種に行った時、初めての環境やたくさんの犬たちに囲まれたからか、注射の時に興奮してしまいました。
結局背中に注射を打てずに、お尻に注射を打たれるという…
というわけで、翌年は口輪をして集合接種に参戦!
無事にちゃんと背中に注射を打ってもらえました。
【狂犬病の集合接種と動物病院での注射のメリットとデメリットを紹介しています】

薬を塗った時
我が家の愛犬は乾燥肌なので、乾燥対策として犬用化粧水や肉球にクリームを塗ることがあります。
そのような時に、患部を舐めないようにする対策として口輪があると便利です。
犬が舐めても大丈夫な化粧水やクリームを使用していますが、舐めすぎは身体に悪そうなので、患部を舐めるような場合は乾くまで口輪を装着しています。
アヒル口輪『quack(クアック)』の口コミ
アヒル口輪『quack(クアック)』を実際に購入した飼い主さんの口コミをまとめてみました。
悪い口コミ
このオッポで無駄吠えがある程度、解消されると思ったのに勝手に外しておりました。前足を使い、難なく外れてくれます。
他の偽物販売業者の方があからさまな偽物なのでまだましだと思えます。
こちらの写真では本家OPPOの物を使っていますが届いた物はくちばし部分裏にマークもなく、写真のパッケージと非常によく似せたデザインでした。
商品自体はこう言うものだろうと納得して購入、バンドもしっかりしていますが短くした際の余った部分が長く垂れたままで目に付きました。
我が家の犬には気に召さなかったらしく装着をとても嫌がり10分以上かかり、散歩が犬にとって楽しくなくなりそうでした。
Amazonの口コミを見ても、「バンド部分が写真と違った」「そもそもパッケージが違う」などという悪い口コミが目立ちます。
また、サイズ感が難しく、すぐに外してしまうワンちゃんが多いようです。
良い口コミ
シリコン製で口にはめても痛くなさそうなので良かったです。
見た目も可愛いです。
2.5キロのカニンヘンダックスですが、sサイズでちょうど良いか、すこーし大きいかなというくらいです
散歩に行く時興奮して吠えていたのですが解決です。
初めは嫌がっていましたが、慣れたようです。
頭から倒れてしまうシニア犬のために購入したという飼い主さんも!
愛犬の身を守ることもできる、新しい使用方法ですね。
他には、「慣れてくると嫌がらない」「見た目が可愛くて散歩で人気者」というワンちゃんもいました。
まとめ:口輪を使用してトリミングに慣れさせることができる
【アヒル口輪『quack(クアック)』の特徴】
- 口輪に見えない
- シリコン素材で優しい
- 舌の出し入れができる
- 大人しくなる
口輪は吠え癖・噛み癖に利用するだけでなく、トリミングや舐め防止にも利用することができます。
我が家のように口輪とご褒美のおやつを利用して肛門線絞りや爪切りなどに慣れさせていくことも可能です。
「興奮して爪切りできない!」「肛門線絞りやらせてくれない!」などと悩んでいる飼い主さん、是非この機会にアヒル口輪を試してみてはいかがでしょうか?