犬のお彼岸ってやった方がいいのかな?供養の方法とかお墓参りは必要なの?
このような疑問にこたえていきます。
お彼岸は春と秋の年に2回あり、先祖供養やお墓参りをされる方も多いでしょう。
では、犬の場合はお彼岸が必要あるのでしょうか?
結論から言うと、お彼岸をやるかどうか最終的な判断は飼い主さんが決めることで、飼い主さんの気持ち次第ということになります。
本記事では、生前たくさんの癒しや喜びを与えてくれた愛犬のためにも、犬のお彼岸や供養の方法について紹介しています。
- 犬のお彼岸をやった方がいいか悩んでいる人
- お彼岸で愛犬の供養をしたい人
- 愛犬の供養方法を知りたい人
目次
犬のお彼岸について

先ほども述べましたが、犬のお彼岸をやるかどうかは飼い主さんの気持ち次第となります。
生前、我が子と同じように愛犬に愛情を注いできた飼い主さんですから、お彼岸の時はいつもより少し豪華なお供え物をしたりする飼い主さんも多いです。
お彼岸に愛犬の供養をして、生前の思い出に浸ったり感謝の気持ちを伝え、ご冥福をお願いしましょう。
ここでは、犬のお彼岸について解説していきます。
お彼岸って何?
お彼岸は、『春分の日』と『秋分の日』を境にして、1年に2回行われます。
『普段修行を行わない人も仏教の教えに基づき、悟りを開けるように西の太陽に祈りを捧げて煩悩を払う』ということが由来しているそうです。
春分と秋分は、太陽が真東から昇り、真西に沈むので、西方に沈む太陽を礼拝し、遙か彼方の極楽浄土に思いをはせたのが彼岸の始まりである。現在ではこのように仏教行事として説明される場合が多い。それがやがて、祖先供養の行事へと趣旨が変わって定着した。
Wikipediaより
お彼岸の時期にお墓参りに行くのは日本独特の風習で、亡くなったペットや自然などに、感謝の気持ちや現在の環境を報告する場ともされています。
春分と秋分は天国(極楽)と現世を繋ぐ日と言われているいうことですね 。
お彼岸に愛犬が好きだったものをお供えするってことだね。
生前の感謝の気持ちを伝えられるタイミングでもあるんだね。
お彼岸はいつからいつまで?
春分の日と秋分の日を中日として、前後3日間を含む計7日間をお彼岸と言います。
【令和2年(2020年)のお彼岸】 | ||
彼岸入り | 中日 | 彼岸明け |
3月17日(火) | 3月20日(金)春分の日 | 3月23日(月) |
9月19日(土) | 9月22日(火)秋分の日 | 9月25日(金) |
春分の日は、『自然をたたえ、生物をいつくしむ』
秋分の日は、『先祖を敬い、亡くなった人をいしのぶ』という趣旨がそれぞれあるそうです。
どちらも昼と夜の長さが等しくなると言われていますね。
お彼岸の時期には、牡丹餅やおはぎをお供えしたり、お仏壇・仏具・お墓の掃除などするのが一般的ですよね。
なので、犬のお彼岸も同様に考えて、お供えしたり供養セットの掃除をするのがいいでしょう。
基本的に人間のお彼岸と同じように過ごせばいいようですね。
お彼岸の犬の供養方法

お彼岸は必ずやらなければいけない行事ではありませんが、亡くなった愛犬も、天国と現世が繋がると言われる日には飼い主さんに会いたいことでしょう。
供養の方法は『自宅で供養する』方法と『ペット霊園で供養する』方法があるので紹介します。
自宅で供養する
犬の遺骨を手元に持っているという人は、骨壺や手元供養品に遺骨を納めて自宅で供養することができます。
また、遺骨をペット霊園などに安置している場合も、位牌を用いて自宅で供養することができます。
たくさん愛情を注いだ愛犬なので、近くで見守ったあげたいですよね。
ペット用の仏具や位牌を持っていれば日常の供養もできますし、お彼岸の時には普段よりも少し豪華なお供え物をしたり、愛犬が生前好きだったものをお供えすることもできます。
天国の愛犬を常に身近に感じていたいのであれば、同時にペット用の仏具や位牌の購入を検討してみましょう。
亡くなった愛犬も、いつまでも一緒にいたいと感じていることでしょう。
ペット霊園で供養する
ペット霊園にお墓を建てて納骨したり寺院の納骨堂に納骨した際は、是非お墓参りをして供養してあげましょう。
生前の思い出や感謝の気持ちを伝えたり現況を報告することで、愛犬も飼い主さんを身近に感じることができ喜んでくれるはずです。
愛犬も大好きなご主人に会いたいはずです。
人間のお墓参りと同じように、以下のものを準備しておくといいです。
- 水・お花・ろうそく
- 犬が好きだったおもちゃ・食べ物
- ほうきなどの掃除道具
- 数珠・ハンカチ
また、納骨したペット霊園の供養祭や月例法要に参加すると、特別な塔婆が建てられたり読経してもらったり愛犬の名前を読み上げ供養してもらうことができます。
他にも、お墓参りに行けない飼い主さんは、〝供養祭〟などを利用して「会いに来たよ、ありがとう」と気持ちを伝え献花してあげるといいでしょう。
供養の方法も様々ありますね。気持ちが伝わる方法を選びましょう。
犬のお彼岸でも使用できる供養アイテム

自宅で供養する飼い主さんが増えている傾向もあり、手元供養セットや位牌、メモリアルグッズなどの商品も増えてきました。
これらがあれば、お彼岸の時の供養だけでなく日常の供養も便利になります。
ここでは、犬のお彼岸で使用できる供養アイテムを紹介します。
①仏具セット
大切な愛犬だからこそ本格的な仏具を準備したいですよね。
この仏具セットは、陶器で有名な岐阜県の工房で職人が手作りしているので、ぬくもりがあり上質な仕上がりとなっています。
「ちゃんと供養してあげたい」という飼い主さんの願いを叶える、安全・安心な仏具セットです。
②骨壺 骨袋セット
ディアペットの骨壺は、全国のペット庭園でも使用されていて質が良いと評判です。
国内製造の骨壺で高級感もあって、手書きのメッセージカードも添えてあるので、あなたの愛犬も安らかに眠ってくれることでしょう。
温もりが感じられる供養アイテムになってますね。
③ミニおりん&丸座布団
一つ一つ職人によって手作りされた、丸いりん座布団。
犬用の可愛い仏具セットにもピッタリな花柄の模様と色、ふんわりとした丸いフォルムに癒されます。
犬に合った可愛い雰囲気がいいですね。
④お供え用の花
愛犬が無くなられた友人のお宅を訪問する時にも、日持ちするプリザーブドフラワーはおススメです。
犬の可愛い仏具に合うように、淡い色の配色がいいかもしれませんね。
犬も可愛い花に囲まれて喜んでくれることでしょう。
⑤ミニろうそく
15分間で燃え尽きるミニろうそくです。
可愛い花柄に「沢山の有りが灯」「かんしゃ」「おかげさま」という文字が入っていて、愛犬に感謝の気持ちを込めて火を灯すことができます。
友人のペットへの贈り物や返礼品としてもおすすめです。
まとめ:犬のお彼岸は飼い主の気持ち次第
- お彼岸は天国と現世を繋ぐ日
- お彼岸は天国の愛犬に感謝の気持ちを伝える日
- 自宅供養でいつでも愛犬を身近に感じられる
犬のお彼岸は必ずしなければいけないというわけではありませんが、お彼岸は天国にいる愛犬の霊や魂が現世に最も近付いてくれる期間です。
生前の感謝の気持ちを伝え今の気持ちを愛犬に報告するためにも、お彼岸の供養を大切にしましょう。
愛犬もたくさん愛してくれたご主人に逢えることを楽しみにしているはずですよ。
【⇓お盆の迎え方はコチラで紹介しています⇓】
