室内で犬と一緒に暮らしている家庭で必要になってくるのが『ペットゲート』です。
キッチン・和室・玄関・階段の前など、入って欲しくない場所に設置しますよね。
ペットゲートは値段も仕様も様々で、開閉式やスライド式のものになれば結構いい値段がします。
また、設置する場所によってはサイズが合わない!なんてことも考えられます。
それなら「設置したい場所にぴったりなペットゲートを手作りしちゃえ!」ということで、本記事では、開閉式のペットゲートを100均アイテムを使用して手作りする方法を紹介します。
- 100均アイテムでペットゲートを手作りしたい人
- ペットゲートのコストを抑えたい人
- 自立式・開閉式のペットゲートを探している人
目次
ペットゲートの必要性

100均アイテムで手作りできるペットゲートを紹介する前に、ペットゲートが必要になってくる理由を考えていきましょう。
犬と一緒に生活するうえでペットゲートが必要になってくる理由は以下の通り。
- 誤飲や食中毒を予防できる
- 怪我を予防できる
- 部屋の汚れを予防できる
誤飲や食中毒が予防できる
ペットゲートを設置していないと、キッチンや子供部屋など色んな部屋に犬が侵入できてしまいますよね。
子供部屋の小さなおもちゃを飲み込んでしまった場合、呼吸ができなくなったり体内にキズをつけてしまう危険もあります。
また、拾い食いしたものが玉ねぎやチョコレートの場合、食中毒を起こして死に至る可能性もあります。
このように、ペットゲートを設置して犬の侵入を防ぐことで、誤飲や食中毒を予防することができるのです。
怪我を予防する
ペットゲートを設置することで怪我の予防にもなります。
- 階段の上り下りをさせない
- 玄関からの飛び出しを防止する
- 滑る場所を歩かせない
このように、家の中で犬の行動範囲を制限できるのもペットゲートのメリットです。
部屋の汚れを防止する
和室には犬を入れない家庭も多いのではないでしょうか?
爪で畳をキズつけてしまうかもしれないし、もしかしたら粗相をしてしまう可能性もありますよね。
- 和室は畳がキズつくからイヤだ
- 寝室はベッドに毛が付くからイヤだ
- 玄関に降りたら足が汚れるからイヤだ
このように、汚されたくない部屋がある場合にもペットゲートは役立ちます。
開閉式のペットゲートを手作り!100均アイテムで作製する方法

それでは100均アイテムで作製できる開閉式ペットゲートの作り方を紹介していきます。
今回は100円ショップ『seria(セリア)』で材料を購入しました。
今回購入した材料はコチラ
- すのこ(32㎝×32㎝ 丸型)… ×3
- ひのき角材(45㎝×3.5㎝×1㎝)… ×2
- アイアンブラケット ミニミニ … ×4
- ミニステー L1 4P … ×2
- 蝶番 4P … ×2
- 水性塗料(スモーキーグリーン)… ×1
- 水性塗料(アースホワイト)… ×1
【100円 × 15点 =計¥1,500(税抜き)】
※ビスや刷毛なども必要になってくるので、家に無い場合は別途料金がかかります。
作製手順は以下の通り
- 木材をカットする
- ペンキを塗る
- 脚を固定する
- フェンスを繋げていく
- 開閉扉にマグネットを付ける
作製工程で使用するビスは家にあるものでもいいのですが、ない場合はセリアでも購入可能です。

①木材をカットする
まずは木材(ひのき角材・すのこ)をカットしていきましょう。

ひのき角材は、フェンスが自立できるように脚の部分に使用します。
半分にカットして使用すればフェンス部分の重量にも耐えられて、転倒することはまずないでしょう。
設置する場所によってスペースがない場合は、もう少し小さくカットしても大丈夫かと思われます。

すのこは、可愛い雰囲気になるように先端が丸いものを選びました。
今回は、片側だけ端を約2㎝カットしました。
カットして平らになった方に、脚(ひのき角材)を取り付けていく形になります。
どちらもカットができたらヤスリをかけていきましょう。
カットした部分をキレイにする目的だけでなく、表面やささくれ部分にもヤスリをかけておくことで、ペンキを塗った時の仕上がりがキレイになります。
②ペンキを塗る

カットした木材にペンキを塗っていきましょう。
すのこ2枚と脚になるひのき角材はアースホワイトで、残りのすのこ1枚はスモーキーグリーンで塗りました。
脚を取り付けて固定する部分と、開閉させる扉の部分でわかりやすいように色分けしました。
2度塗りすることで色が濃くなり、キレイな仕上がりになります。
今回は2度塗りしたので、この工程が一番時間がかかりました。
③脚を固定する

脚(カットしたひのき角材)をすのこに固定していきます。
固定する時に使用するのが、写真のようなL字のアングルになります。

よく見える方にはお洒落で可愛いアングルを…

裏側は小さくて装飾のないアングルで固定しました。
すのこの裏側は、横に角木材が留めてあるので、アングルがしっかり装着できるようにサイズを確認しておきましょう。
脚付きフェンスは2個作製します。
アングルにはビスが付属されていますが、付属されたビスを使用すると、すのこが薄いため貫通してしまいます。
すのこを貫通させたくない場合は、小さめのビスを使用しましょう。
④フェンスを繋げていく
脚を固定したらフェンス同士を繋げていきましょう。

稼働部分は画像のように蝶番で繋ぎます。
2㎜ほど隙間を開けて繋ぐとスムーズに開閉できます。
脚のついたすのこ同士も繋いでおきましょう。
今回は蝶番で繋ぎましたが、プレートで繋ぐことでもっと強力に固定されます。
⑤開閉扉にマグネットを付ける
最後に、扉を預ける方にマグネットを付けて、開閉扉側には金属のプレートを付けて完了です。

写真のようなマグネットはセリアでは売っていませんでした。
今回は自宅で余っていたもので代用しましたが、ホームセンターで約¥200ほどで購入可能です。(マグネット+金属プレート)
完成

完成した画像がコチラ⇑
我が家の設置したい場所には、すのこ3枚でピッタリでした。
サイズがピッタリいかない場合は、すのこ同士を繋ぐ時に隙間を開けたり、すのこの板を1枚カットしたり工夫してサイズを調整しましょう。
このくらいの高さなら人も簡単に跨ぐことができるし、我が家の犬はジャンプして飛び越えることはありません。(ジャンプすれば飛び越えられる高さだけど飛び越えようとしない)
扉の開閉も足で押すだけで簡単に開けることができて、足で簡単に閉めることができます。
【⇓以前使用していた100均のワイヤーネットで作れる簡易的なペットフェンスはコチラ⇓】

まとめ:100均アイテムで開閉式のペットゲートは手作りできる!


- 丸すのこで可愛い
- お洒落なL字アングル
- 蝶番で開閉できる
- マグネットで開閉楽チン
- トータル¥2,000前後で作製できる
100均アイテムでもお洒落で可愛いペットゲートが手作りできました。
100均アイテムでペットゲートを手作りしたいと考えている方は、是非参考にしてみて下さいください。
【⇓扉付きのペットゲートをDIY!ディアウォールを使用してお洒落なペットゲートを自作⇓】


