犬を家族に迎え入れて「さぁ、これから幸せなドッグライフを満喫するぞ!」と意気込んだのは良いものの、時には予期せぬ困難に直面することもあります。
これらはほんの一例に過ぎません。
愛犬と一緒に生活していく中で、しつけが上手くいかずになかなか言うことを聞いてくれないと、気分が滅入って落ち込んだり悩んだりしてしまいますよね?
このような状況が続くと、心身にストレスをもたらすこともあり、いわゆる『育犬ノイローゼ』に見舞われる飼い主さんも少なくありません。
その結果、飼育放棄したり愛犬を手放す決断をする飼い主さんがいるも現実です。
本記事では、縁があって迎え入れた愛犬を手放すという悲しい現実が少しでも減るように、飼い主さんができることや『育犬ノイローゼ』の克服方法を紹介します。
※金銭的な理由や世話の大変さが『育犬ノイローゼ』になる原因の可能性もありますが、本記事では、犬の問題行動にポイントを絞って紹介していきます。
\愛犬の問題行動をしつけ教材で解決/
JCB 最大3分割 Inuversity(イヌバーシティ) ~いぬ大学~ 犬のしつけ教材
『育犬ノイローゼ』を克服してドッグライフを満喫しよう
『育犬ノイローゼ』とは
『育犬ノイローゼ(育犬疲れ)』とは、
楽しくて幸せな理想のドッグライフをイメージして犬を家族に迎え入れたものの、
- 想像以上に労力がかかる愛犬の世話
- 上手くいかないしつけ
などから、精神的・肉体的なストレスが重なることでノイローゼになってしまう状態のことをいいます。
上手くいかない愛犬との生活が精神的なストレスの引き金となり、
など、長期にわたる心の不調を引き起こします。
パピーブルーとも呼ばれます。
『育犬ノイローゼ』の症状
『育犬ノイローゼ』の症状は、人間の育児ノイローゼと変わりありません。
強い不安感やストレスから精神のバランスを崩し、
などといった、精神的、身体的なさまざまな症状が見られるといいます。
「犬と暮らすだけでノイローゼになんてなるの?」と思われるかもしれませんが、犬と一緒に生活するということは想像以上に大変なことが多く、誰でも『育犬ノイローゼ』になる可能性があります。
在宅勤務が増加した影響で犬を家族に迎え入れた家庭が増えましたが、それと同時にSNSでも『育犬ノイローゼ』というキーワードを頻繁に見かけるようになりました。
その飼い主さんのほとんどが犬の問題行動に手を焼いて悩んでいるようです。
シニア犬の介護も大変で育犬ノイローゼになる飼い主さんも多いです。
『育犬ノイローゼ』になる人の特徴
犬は約200の単語を理解できるといわれていますが、言葉を話すことができないため、愛犬と飼い主がお互いに理解しあうのは難しいことです。
しつけが上手くいかず「違うって言ってるでしょ!」と怒鳴りたくなったり、「何回言ったらわかってくれるの…」と悲観的になることもたくさんあるでしょう。
人間の育児ノイローゼと同じように、『育犬ノイローゼ』になりやすい人は以下のような性格の人が多いと言われています。
初めて犬を飼う人や心配性な飼い主は、情報不足や経験不足から些細な変化にも過剰反応してしまい、飼育に対する不安を抱えやすくなります。
完璧主義者な飼い主は、犬の世話においてもミスを許せず、理想と現実のギャップに悩むことが多いのかもしれません。
また、悩みを共有する相手がいない、ストレス発散法を持たない飼い主は、感じるストレスを内に溜め込みやすく、それが原因で心身のバランスを崩すことがあります。
犬を家族に迎え入れる前に想像していた理想の生活とは全く違った現状に、
と後悔したり、自分を責めたりしてしまうのでしょう。
愛犬と根気よく向き合う覚悟や心のゆとりがなければ、愛犬と暮らす日常でストレスが高まりやすく、『育犬ノイローゼ』を引き起こす要因となりえます。
誰もが陥る可能性がある症状と言えますね。
\どんな犬でも問題行動を解決できる/
JCB 最大3分割 Inuversity(イヌバーシティ) ~いぬ大学~ 犬のしつけ教材
犬のしつけ教材で犬について勉強しよう
『育犬ノイローゼ』になる原因
新しい犬を家に招き入れることは多くの喜びをもたらす一方で、予想外の課題が生じることもあります。
特に、愛犬の問題行動に悩む飼い主は多く、
などと、肉体的にも精神的にも大きな負担となることがあります。
犬との共生がいつの間にかストレスの原因になってしまう『育犬ノイローゼ』について、具体的な原因を掘り下げていきます。
ここでは、『育犬ノイローゼ』の原因となる犬の問題行動を以下にまとめました。
夜鳴きが気になって睡眠不足になる
子犬を新たに迎え入れたり分離不安症を抱えている愛犬と暮らす家庭では、夜鳴きによる睡眠不足が深刻な問題になることがあります。
寝る時に犬をクレートに入れていても、
といった行動をされては、夜中に何度も起きる愛犬の世話をしなければならないため、睡眠リズムが乱れがちになります。
犬が眠るようにいくつかの手段を試すものの、効果的な解決策がすぐに見つかるとは限りません。
睡眠不足は、飼い主の
など、さまざまなネガティブな影響を及ぼし、結果的に飼い主と愛犬との関係にも悪影響を与えかねません。
寝不足になるとストレスが溜まりますよね。
無駄吠えがうるさくて近所迷惑が気になる
犬が多く吠える理由の一つに、欲求を伝えようとする意思表示があります。
このように、犬は吠えることで意思表示をしたり自分の気持ちを伝えたりしますが、度が過ぎた無駄吠えには飼い主自身だけでなく、近隣住民からの苦情の原因ともなり得ます。
特に夜間や早朝の無駄吠えは、飼い主自身も深刻なストレスを感じるほか、近所付き合いにも悪影響を及ぼす可能性があります。
このような状況に直面したとき、飼い主は犬の吠え癖を抑え、静かにするトレーニングに取り組む必要がありますが、成功までには時間と根気が必要です。
無駄吠えに悩まされる飼い主さんは多いです。
粗相ばかりでトイレ掃除が大変
犬を家庭に迎えたばかりの時期には、トイレトレーニングが大きな課題となります。
犬のトイレトレーニングがしっかりできていないと、
など、家の至る所で排泄するようになってしまいます。
家の中で粗相ばかりしていると、毎日何回もトイレの失敗を掃除する手間や時間がかかりますし、家の中が臭くなって友人などを呼びづらい環境になってしまいます。
家に迎え入れたばかりのトイレの失敗はある程度仕方ないと思えるかもしれませんが、成犬になってもトイレを失敗ばかりしていたらストレスが溜まるのは当然です。
「また失敗するのでは?」と不安になったり、「ちゃんとトイレでおしっこしてよ!」とイライラする原因になりますね。
トイレの失敗は掃除が大変なので、精神的にも肉体的にも疲労が溜まります。
噛み癖が強くてケガをする
子犬はしばしば噛む行動をとりますが、これは遊びや探索の一環として自然な行動です。
しかし、この噛み癖が人間に向けられると、ケガにつながることもあります。
たくさん愛情を注いで可愛がっている愛犬が急に噛んできたらショックが大きいですよね?
このように、愛犬の世話をしようとしただけで噛まれたことのある飼い主さんも多いのではないでしょうか?
特に子犬は甘噛み期もありますし、力をコントロールすることができないのでイタイ思いをした飼い主さんも多いことでしょう。
僕自身、甘噛み期だった愛犬に噛まれることが多々あり、手から血を流すくらい噛まれたこともありました。「なんでこんなに噛むの?」とイライラしたり、ショックを受けたり…
愛犬の噛み癖が強いと、いつ噛みつかれるかわからない恐怖に怯えながら一緒に生活することになりますし、常にケガを負うリスクがあるので、心理的な負担はかなりのストレスとなることでしょう。
心身ともにボロボロになってしまいますね。
イタズラ好きで上手に留守番できない
犬は好奇心旺盛な動物であり、特に飼い始めのころは家の中でイタズラをする機会が増えます。
仕事や買い物から帰ってくると、
といったように、部屋の中がめちゃくちゃになっていたら「なにコレ!?」とガッカリしてしまいますよね?
留守番中の愛犬のイタズラによって家が散乱する様子は飼い主にとって頭を悩ませる問題です。
愛犬が上手に留守番できないことで外出先でも家のことが心配になるでしょうし、「早く帰らないと…」と飼い主の行動も制限されることになります。
これでは不安や心配でストレスが溜まってしまいますね。
毎日何回も部屋の片付けをするのは面倒です。
犬の散歩に時間がかかって面倒
愛犬と生活することの楽しみの一つとして挙げられる散歩ですが、散歩中でも愛犬の問題行動に悩んでいる飼い主さんは少なくありません。
このように、飼い主が愛犬の行動に合わせて歩いていては、散歩に時間がかかって当然ですし、余計な体力をつかってしまいます。
放っておけば、反対側から来た散歩中の犬と上手にすれ違うこともできなくなりますし、引っ張り癖も改善されないままです。
散歩中の問題行動が多いために朝早くや夜遅くにコッソリと散歩するのも大変ですよね?
上手に快適に散歩をして、ストレスを少しでも減らしたいところです。
日々の忙しさの中で愛犬の散歩に時間をとられることが負担に感じる飼い主さんも多いようです。
\犬の散歩が面倒だと感じたら/
食糞をして不衛生だから近寄りたくない
意外と多い犬の食糞行動。
といった食糞行動に悩んでいませんか?
犬の身体にとって悪影響を及ぼすことは少ないといわれていますが、口臭が悪化したり生理的・衛生的にも不快なものです。
いくら可愛い愛犬でも、ウンチを食べた口でペロペロ舐められたくはありません。
できることなら食糞はやめさせたい問題行動です。
多頭飼いの場合、ウンチが出るのを隣でスタンバイしていることもあるようです。
\問題行動を解決してストレスのない生活を/
JCB 最大3分割 Inuversity(イヌバーシティ) ~いぬ大学~ 犬のしつけ教材
4年連続売り上げNo.1のしつけ教材!
『育犬ノイローゼ』の対策と克服する方法
『育犬ノイローゼ』は、愛犬家であれば誰もが直面する可能性がある問題です。
愛犬との生活をより豊かで満足のいくものにするため、『育犬ノイローゼ』にならないようにするための対策や克服する方法を以下にまとめました。
犬を飼う前に勉強する
なんとなくペットショップに寄ってみて「可愛いから」という理由で衝動的に犬を飼う気持ちもわかりますが、犬を家族に迎える前に
などについて勉強することをすすめます。
犬は本来、群れで生活する動物です。
一緒に生活するうえで家族という群れのリーダーとなるのが飼い主になるのか犬になるのかで、愛犬の問題行動が増えるかどうかが決まってきます。
飼い主が「これをやってはダメだ」というルールを決めて愛犬に理解させてあげなければ、愛犬の問題行動はどんどんエスカレートしていくことになります。
もし犬がリーダーとなって家族のルールを決めてしまったら、「俺のご飯に手を出したら噛むからな!」というように攻撃的な犬になってしまうかもしれません。
人と犬という違う種が一緒に生活するので、ある程度のルールは必要です。
現在では、
などといった方法で、豊富な情報を簡単に手に入れることができます。
犬を飼う前に勉強しておくことで、「このくらいのことは事前に勉強して覚悟できていたから大丈夫」というように、しつけが長引いてしまっても心に余裕ができます。
『育犬ノイローゼ』を予防するためにも、犬の習性や行動などについて深く理解しておくことをすすめます。
いろいろ調べてから愛犬を迎え入れた方が、トレーニングしやすかったなと感じています。
\犬を飼うとできなくなることも前もって確認しておきましょう/
犬の成長記録をつける
愛犬の問題行動を改善するためには、日々のトレーニングが大切になってきます。
しかし、犬のしつけは同じことを毎日繰り返し教えこまなければいけないので、飼い主の根気と時間が必要です。
毎日の訓練にあまり変化がないと「ぜんぜん上手くいかない…」とネガティブになることもあるでしょう。
訓練の様子を細かく記録しておくことで、少しずつでも昨日よりもできるようになったことが増えていることに気付くはずです。
例えば、
- おやつ無しで「おすわり」ができるようになった
- 「オイデ!」と呼ぶと3回に1回は駆けつけてくれるようになった
- 昨日よりも散歩で引っ張らなくなった
というように、新たにできるようになったことを細かく記録してみて下さい。
どのようなトレーニングができるようになったのか、どのような問題行動が改善されたのかを記録することで、成長の過程を客観的に評価することができます。
訓練がうまく進捗している喜びを感じることができますし、愛犬も飼い主さんも共に成長していることを実感できるので、次の訓練のモチベーションの維持にも繋がります。
犬の身体の成長を記録するだけでなく、同時に訓練の様子などの成長記録もつけておくことをすすめます。
小さな進歩も見逃さずに喜び、育犬に対する前向きな気持ちを保つことができます。
訓練は時間がかかる分、成功したときの喜びは大きいです。
一人で悩みを抱えない
愛犬の問題行動やお世話に手を焼いている現実に、「飼い主なんだから自分の力で何とかしなければ…」と考えるかもしれません。
しかし、愛犬と一緒に暮らすうえで、誰しもが飼育の悩みの1つや2つは持っているはずです。
一人で悩みを抱えて「もう限界かも…」となる前に、
などに相談してみましょう。
ドッグトレーナーなど犬のプロに相談できれば的確なアドバイスがもらえるでしょうし、SNSやコミュニティに悩みを相談すると、たくさんの方からアドバイスをもらう事もあります。
近所の先輩飼い主さんであればあなたと同じ悩みを経験して、それを克服している可能性もあります。
あなたの悩みが決して解決できない事ではないということや、その先の喜びを経験している飼い主さんからの情報は、きっとあなたの心強い助けとなり、孤独感を軽減してくれることでしょう。
ドッグランで他の飼い主さんにアドバイスを貰ったことがあります。
犬の訓練は時間がかかると心得る
先ほども少し述べましたが、犬の訓練には根気と時間が必要です。
繰り返し教え込んで何度も失敗することで、あなたが教えたいことを愛犬は理解してくれます。
覚えがいい犬でも、たった1日で課題をクリアできることなんてほとんどありません。
ですので、たった数回の失敗で
などと簡単に訓練を諦めないでください。
個体差はあるかもしれませんが、はじめからトイレでおしっこをしたり吠えずにお利口にしていたり、なんでも完璧にできる犬なんていません。
愛犬とお互いに信頼しあえる関係性を築くためにも、毎日根気よく愛犬と向き合いコミュニケーションをとっていきましょう。
時には失敗もありますが、辛抱強く、愛情を持って接することが重要です。
\犬のしつけに失敗しない方法はコチラで紹介/
しつけ教室やサービスを利用する
また、犬の社会化を助けるパピークラスなども有効です。経験豊富な専門家からアドバイスを受けることで、育犬に関する悩みを解消し、愛犬との関係をより深めることができます。
犬のしつけに自信がない場合や、特定の問題行動に対処したい場合は、犬の“プロ”を頼ってみましょう。
といった方法があります。
しつけ教室ではプロのドッグトレーナーから訓練の方法を直接指導してもらえますし、プロの訓練士に訓練を任せれば確実に問題行動を解決することができるでしょう。
しかし、
といった不安がある飼い主さんも多いはずです。
そんな飼い主さんにおすすめしたいのが『イヌバーシティ』という犬のしつけ教材です。
動画を視聴しながら飼い主自らが愛犬を訓練するオンラインサービスで、販売開始からペット教材ランキング4年連続1位を獲得している大人気の犬のしつけ教材となっています。
スマホで手軽に学べるしつけ教材です。
新しい里親を探す(最終手段)
あまりすすめたくない方法ですが…。
などと感じているのであれば、『育犬ノイローゼ』で心身ともに疲れ果ててしまっている証拠です。
愛犬に愛情を注いであげれないと考えてしまうのであれば“新しい里親を探す”のが最終手段です。
最後まで責任を持って愛情を注いでもらいたいというのが本音ですが、犬も飼い主も互いにストレスの溜まる環境で生活していくよりはいいでしょう。
何より、愛情をもらえずにそのまま生活していく犬が可愛そうです。
といった方法で、たくさんの愛情を与えてくれる新しい里親を探してあげて下さい。
行き場のないわんちゃんがまだまだ多いのが現状です。
\オンラインで犬のしつけを勉強しよう/
JCB 最大3分割 Inuversity(イヌバーシティ) ~いぬ大学~ 犬のしつけ教材
4年連続売り上げNo.1のしつけ教材!
『育犬ノイローゼ』で愛犬を手放す前に飼い主が出来ること|まと
「毎日散歩に行こうね」「たくさん思い出を作ろうね」と、幸せなドッグライフを満喫しようとしていたはずなのに、愛犬の問題行動が原因で、いつの間にか『育犬ノイローゼ』になっている飼い主さんも少なくありません。
もし愛犬の問題行動が原因で精神的・肉体的に疲れているのだとしたら、『育犬ノイローゼ』を克服することは可能です。
あなたの愛犬が成犬だとしても手遅れということはありません。
我が家の愛犬は犬のしつけ教材『イヌバーシティ』の訓練を実施して、
など、訓練の効果を実感できています。
問題行動の解決には根気と時間は必要ですが、問題行動が解決できたら犬と飼い主が互いにストレスのない生活を送ることができるようになりますよ。
本記事で紹介した犬のしつけ教材『イヌバーシティ』で愛犬を訓練し、毎日楽しくて幸せな理想のドッグライフを手に入れましょう。
\『イヌバーシティ』の詳しい特徴やレビューはコチラで紹介/