犬が去勢・避妊手術をするとホルモンバランスが崩れたりして体重管理が難しくなります。術後に愛犬が太りやすくなり、愛犬のダイエットに悩んでいる飼い主さんも多いことでしょう。
- ダイエットフードに切り替えたのに…
- おやつの量を減らしたのに…
- いつも通り散歩しているのに…
というように、人間のダイエット同様、犬のダイエットも難しいものです。
手っ取り早く減量したいのであれば『ご飯の量を減らす』方法でいいのですが、栄養バランスが偏ったり筋肉量が落ちてしまう可能性があります。できることなら満腹感も与えながら健康的にダイエットさせてあげたいですよね?
フードの量を減らすと〝おねだり〟がはじまることも…
そこでおすすめしたいのが、人間のダイエット方法にもある『かさ増しダイエット』。
ドライフードの量を減らして低カロリーなフードをトッピングしてあげることで、通常の量よりも多く食べることができ、健康的にダイエットできる方法です。
本記事では、
- 愛犬のダイエットを健康的に行いたい!
- 空腹感が出ない犬のダイエット方法ってある?
- 犬のかさ増しダイエットって効果あるの?
- 犬のかさ増しダイエットにおすすめの食材ってある?
と考えている飼い主さんへ向けて、犬の『かさ増しダイエット』の効果やおすすめの食材を紹介します。
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犬の『かさ増しダイエット』の方法

犬の『かさ増しダイエット』の方法は、主に以下の3通りです。
①ドライフードをふやかす
ドライフードをぬるま湯や水でふやかして、見た目や量を増やす方法です。
- 胃腸の働きが活性化し消化吸収がよくなる
- 血糖値の上昇を抑える
- 水分摂取量が増え満腹感を得られる
- お湯でふやかすと香りが立ち食いつきが良くなる
などといったメリットがあります。
カロリーを増やさずに腹持ちも良くなるので、かさ増しダイエットを行うことができます。
簡単にできるかさ増し方法ですね。
デメリットとしては、
- ふやかしたフードは歯に付着しやすく歯垢になりやすい
- ふやかすのに時間がかかる
- 熱湯でふやかすとビタミンが破壊される
といった点があります。
歯に付着したフードはデンタルケアをしっかり行えば問題ありませんが、ドライフードがふやけるまで時間がかかるのが手間になってしまいます。
見た目も美味しそうではなくなるので、「もっと美味しそうなものを食べさせたい!」と感じる飼い主さんには、以下の2つの方法がおすすめです。
ふやけにくいドライフードもあるので注意です。
②太りにくい食材をトッピングする
太りにくい食材やカロリーの低い食材をトッピングしてかさ増しする方法です。例えば、「キャベツ、もやし、ササミ」といった食材です。
ドライフードにプラスして違う食材をトッピングすることで、
- 食物繊維の豊富な野菜を混ぜて血糖値の上昇を抑える
- 野菜から水分も一緒に摂取できる
- 腸内環境の改善に繋がる
- フードの量が増え満腹感を得られる
などといったメリットがあります。
野菜から水分も一緒に摂取できるので、普段あまり水を飲まない犬にもおすすめです。
愛犬の好きな食材をトッピングしてあげましょう。
デメリットとしては、
- 準備が少し面倒
- カロリーの計算が必要な食材もある
- 栄養バランスか偏る可能性がある
といった点があります。
葉野菜はカロリーが低めなのでドライフードの量はほとんど減らさなくても大丈夫ですが、肉類やイモ類でかさ増しする場合は、カロリーが多くなるのでドライフードの量を調整する必要が出てきます。
ドライフードの量を減らしてトッピングを増やすことになるので、栄養バランスが崩れる可能性もでてきます。
野菜や肉類の量を上手く調整する必要があるので、栄養バランスが心配になる飼い主さんは、カロリーの低い葉野菜などでかさ増しするといいでしょう。
料理で使用した食材を少しとっておくと楽です。
③ウェットフードをトッピングする
「野菜をカットしたり栄養を考えるのは大変!」といった飼い主さんにおすすめなのがウェットフードをトッピングする方法です。
ウェットフードは、
- ドライフードよりカロリーが低い
- 嗜好性が高い
- 水分補給もできる
といった特徴があります。
ウェットフードはカロリーが低いのでドライフードのかさ増し食材に向いていますし、〝総合栄養食〟の基準を満たしているものも販売されているため、栄養バランスを考える必要が無いのもポイントです。
与える量をボリュームアップしながらカロリーを抑えることができます。
デメリットとしては、
- 開封後は保存がきかない
- カロリー計算が必要
といった点です。
ウェットフードは水分量が多く腐りやすいので、開封後はすぐに食べ切る必要があります。
また、カロリーが低いとはいえ野菜などに比べるとカロリーは高くなるため、ドライフードとウェットフードのカロリーを計算してフード量を調整しなければならないのも手間になりますね。
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犬の『かさ増しダイエット』におすすめの食材

愛犬のためだからと言って、単にフードの量を減らすだけでは、タンパク質などの必要な栄養素が減ってしまい健康的な身体を維持することはできません。
ここでは、カロリー量を抑えつつも、健康的な身体をサポートすることができる犬のかさ増しダイエットにおすすめ食材を紹介していきます。
①野菜
先程も少し述べましたが、野菜をトッピングすることで、
- 食物繊維が豊富で腸内環境の改善に繋がる
- 血糖値の上昇を抑える
- 水分も一緒に摂取できる
- フードの量が増え満腹感を得られる
といったメリットがあります。
ただし、犬は〝肉食寄りの雑食動物〟になるので、肉類の消化に比べると野菜の消化が苦手です。食物繊維が豊富な野菜も多いので、野菜の与えすぎは消化不良を起こし、お腹の調子が悪くなる原因にもなります。
ですので、野菜をかさ増しする場合は、フード量の〝1~2割〟程度に抑えるようにしましょう。
消化しやすいように細かく刻んであたえるのがおすすめです。
以下の野菜は低カロリーなので、ドライフードの量を減らさずにかさ増ししても大丈夫とされます。もし体重が減らないようであればドライフードの量を少しずつ減らしてみましょう。
野菜 | 備考 |
---|---|
きゅうり | ・低カロリー ・95%以上が水分 ・熱中症対策におすすめ |
キャベツ | ・カルシウム、鉄分、ビタミンが豊富 ・被毛の健康をサポート ・免疫力UP (生でも加熱してもOK) |
ニンジン | ・低カロリー ・βカロテン、ミネラルが豊富 ・皮膚の健康をサポート (生でも加熱してもOK) |
トマト | ・栄養と水分が豊富 ・リコピン、ビタミン、カロテンが豊富 (完熟した赤いトマトを与える) |
もやし | ・低カロリー ・水分が多く食物繊維が豊富 ・ビタミン、カリウムが豊富 (できれば加熱して与えたい) |
大根 | ・水分が豊富 ・ビタミン、カリウムが豊富 ・消化を助けるジアスターゼを含む |
ブロッコリー | ・低カロリー ・ビタミンが豊富 ・抗酸化作用がある ・被毛の健康をサポート |
白菜 | ・低カロリー ・95%以上が水分 ・ビタミン、ミネラルが豊富 ・抗菌作用がある |
カボチャやサツマイモなどは栄養が豊富ですがカロリーが多くなるので、ドライフードの量を減らす必要があります。カボチャ・サツマイモをかさ増ししたい場合は、ドライフードの量を1割程度減らして与えるようにしましょう。
\犬のダイエットにおすすめの野菜はコチラで紹介/

②ささみ
ささみは、鶏肉の中でも
- 高タンパク
- 低脂質
- 低カロリー
とされているので、かさ増しダイエットにおすすめの食材です。
炭水化物や脂質が少ないため良質な筋肉を作りながら健康的にダイエットすることができます。
お肉が好きなワンちゃんは食い付きも良くなります。
ささみをかさ増しする場合は、必ず〝加熱〟させるようにして下さい。生肉にはサルモネラ菌などの細菌類が付着している可能性があるので、茹でたりレンジで温めたりして火を通し、生温くなるまで冷まします。
また、肉類は食い付きが良く丸飲して喉に詰まらせる可能性があります。冷ました後は食べやすいように細かくカットしたり裂いたりして与えて下さい。
ササミをかさ増しする場合は、ドライフードの量を1割程度減らしてカロリーを調整するといいでしょう。
美味しく健康的にダイエットできるかさ増しフードです。
\犬に鶏ささみを与えるメリットや与え方はコチラで紹介/

③豆腐
豆腐の素材は、大豆から搾った〝豆乳〟と塩を抜いた後に残る〝にがり〟のみです。豆腐1丁に対して大豆を約380粒使用し、とても栄養価に優れているのが特徴で、水分量も多いのでかさ増しフードに最適です。
特徴 | 効果 |
---|---|
高タンパク低カロリー | ・筋肉や皮膚の健康をサポート ・動物性たんぱく質に比べて低カロリー |
アンチエイジング効果 | ・大豆イソフラボン、サポニン、ビタミンEなどの抗酸化物質が豊富 ・皮膚や被毛の健康をサポート |
ミネラル分が豊富 | ・歯や骨をつくる |
豆腐を与える時の注意点としては、
- 冷蔵庫を出した直後に与えない
- 大豆アレルギーが出る可能性がある
ということがあげられます。
豆腐が冷たすぎたり水分量が多すぎる場合は、下痢の原因になります。常温になるまで冷蔵庫の外に保管したり、キッチンペーパーで包んで水分を減らしたり工夫が必要です。
また、大豆アレルギーを発症させる可能性もあるため、はじめは少量ずつ与えるのがいいでしょう。犬に与えてもいい豆腐の量はコチラのサイトを参考にしてみて下さい。
木綿豆腐・絹ごし豆腐どちらを与えても大丈夫です。
\犬にかさましフードに豆腐がおすすめの理由はコチラで紹介/

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犬の『かさ増しダイエット』におすすめのウェットフード
犬のウェットフードはたくさんの種類が販売されていますが、その中でおすすめしたいのが『Butch(ブッチ)』というドッグフードです。かさ増しフードにおすすめする理由は以下の通りです。
①無添加で高品質な原材料を使用
『Butch(ブッチ)』は、犬の身体に悪影響を及ぼすとされている
- 調味料
- 着色料
- 保存料
- 香料
人工添加物を〝一切使用していない〟ので安心できるウェットフードです。
これらの添加物は、フードの嗜好性アップや品質を長持ちさせるために低品質なドッグフードに使用されるもので、高品質な原材料を使用している『Butch(ブッチ)』には必要ありません。
肉本来の味や栄養素をそのまま楽しめるように調理されています。
『Butch(ブッチ)』は、肉類だけでは得られない栄養素もバランス良く摂取することができ〝総合栄養食〟としても認められています。
ですので、ドライフードの量を減らして『Butch(ブッチ)』をかさ増しフードとして与えても、栄養バランスが崩れる心配がありません。水分量も70%以上と豊富なので、健康的にかさ増しダイエットができます。
お肉以外にも自然由来の身体に良い成分がたくさん含まれています。
②高タンパク・低脂肪で健康をサポート
『Butch(ブッチ)』には、最大92%もの肉類が配合されています。
『Butch(ブッチ)』の全レーベルに配合されているチキンは、
- 高タンパク
- 体脂肪
- 低カロリー
ですので、愛犬の体重管理に最適の食材となっています。
タンパク質には脂肪になりにくいという特徴があるので、太りにくくて筋肉質な身体をつくるのに適しています。強い足腰を作ってくれるので、毎日の散歩も元気に楽しむことができます。
パテラなど膝関節が弱いワンちゃんにもオススメです。
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③アレルギー成分が少ない
『Butch(ブッチ)』には、犬のアレルギーの原因になり得る成分と言われる、
- 小麦
- グルテン
- イースト
- エトキシキン
- プロピレングリコール etc.
が含まれていないのもポイントです。
その他、0.3%以下の低塩で砂糖も使用されていないので、犬への負担がほとんどないウェットフードになります。
アレルギー発症の心配もないので安心して与えられますね。
④好みに合わせて3種類から選べる
『Butch(ブッチ)』は3種類のレーベルがあり、それぞれ原材料や効果が変わってきます。愛犬の好みに合わせて選んでみましょう。
種類 | 主成分 | 備考 |
---|---|---|
ブラックレーベル | ・ビーフ(33%) ・ラム(25%) ・チキン(18.5%) | ・赤身肉を中心としているので高タンパク、低カロリー ・初めてブッチを試す方おすすめ |
ホワイトレーベル | ・チキン(80%) | ・赤身が苦手な犬向け ・全体の約8割にチキンを使用し、野菜や玄米などもバランスよく配合 ・肉類はチキンのみなので、消化吸収も良く安心 |
ブルーレーベル | ・チキン(67%) ・フィッシュ(25%) | ・チキンとフィッシュが主原料 ・皮膚や被毛の健康維持に役立つオメガ3脂肪酸がバランス良く配合 ・犬、猫どちらにも対応 ・肉より魚が好きという犬向け |
我が家の愛犬はどれも食い付きが良かったです。
⑤フード量を自動計算してくれる
『Butch(ブッチ)』のオフィシャルサイトには、給餌量を自動計算してくれるツールがあります。
愛犬の理想体重から1日に必要なカロリーを目安とし、
- ブッチと一緒に与えるフードのカロリー
- ブッチをトッピングする割合
を入力すると、
- ブッチの1日あたりの給与量
- ブッチと一緒に与えるフードの1日あたりの給与量
が算出されます。
算出されたグラム数を与えるだけなので、摂取カロリーや栄養バランスが偏ることなく健康的なダイエットが可能になります。
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犬の『かさ増しダイエット』の注意点

犬の『かさ増しダイエット』を行う際の注意点は以下の通りです。
栄養バランスに気を付ける
ドライフードの量を減らしても犬が満足できる『かさ増しダイエット』ですが、
- ドライフードの量を減らしすぎた
- かさ増し食材の少なかった・多かった
といった理由から、栄養バランスが偏り健康状態に問題が出てしまうことがあります。
我が家の愛犬が初めてダイエットした時は、筋力量が減りすぎてしまい、パテラを再発させてしまいました。
ドライフードの量を減らすのが一番減量できる方法ですが、筋力が落ちてしまったり毛並みが悪くなる原因になるため、栄養バランスには十分気を付けましょう。
栄養バランスの調整が難しい飼い主さんには、ブッチがおススメです。
食材を詰まらせないように下準備する
犬は歯の構造や野生時代の名残りから、人のように咀嚼して食べるということができず、丸呑みする習性を持っています。また、犬は腸が短いので食物繊維が豊富な野菜などの消化が苦手です。
そのため、かさ増しフードを喉に詰まらせないように、
- 細かく切る
- すりつぶす
- 茹でる
といった下準備をしっかりしてから与えるようにしましょう。
下準備が面倒ならウェットフードのかさ増しがおすすめです。
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犬の『かさ増しダイエット』|まとめ
犬の『かさ増しダイエット』は減量や体重維持に効果のあるダイエット方法です。
「愛犬のフードの量を減らしたくない」「美味しく健康的に減量させたい」といった飼い主さん、是非、本記事で紹介した方法を試してみてはいかがでしょうか?