公園に散歩に行った時、フワフワと漂うシャボン玉に愛犬が興味を示して「愛犬とシャボン玉で遊んだら楽しいかも♪」と考えたことありませんか?
しかし、それと同時に、
と考えてしまうものです。
洗剤を使っているから口にしたら身体に悪そう…
結論から言うと、人が使用するシャボン玉は犬が舐めてしまったら危険です。
愛犬とシャボン玉で遊びたいのであれば、『犬用のシャボン玉』を使用して遊びましょう。
そこで本記事では、愛犬とシャボン玉で遊びたいと考えている飼い主さんへ向けて、
- 犬がシャボン玉を舐めてしまった時の危険性や対処方法
- 犬用シャボン玉の口コミ
などを紹介します。
犬がシャボン玉を食べた・舐めた|危険性
シャボン玉は、
でできています。
水は犬が口にするのは当たり前なので、『界面活性剤』と『増粘剤』の危険性について以下にまとめました。
界面活性剤
『界面活性剤』は、シャンプーなどに入っている洗浄力が高い成分です。
洗浄力が高いので、少し口にしただけで胃や腸に炎症を起こす可能性が高いです。
シャボン玉の液体を誤飲してしまった場合は、
といった中毒症状を引き起こす危険性が考えられます。
シャボン玉をパクパクしただけでは中毒症状を引き起こす可能性は低いかもしれませんが、犬が口にしたら危険な成分を使用しているということは頭に入れておきましょう。
シャボン玉液は飲ませないようにしたいですね。
増粘剤
『増粘剤』は粘りやとろみをつける成分になります。
ドッグフードなど犬の食べ物にも含まれる添加物ではありますが、シャボン玉に使用しているので食品用の増粘剤を使用しているか定かではありません。
大量に口にしたら犬の身体に悪影響があると考えていいでしょう。
天然由来の成分を使用しているかわからないので注意が必要です。
犬がシャボン玉を食べた・舐めた|対処方法
もし犬がシャボン玉を舐めたて中毒症状を引き起こす場合、約1時間で中毒症状が発生する可能性が高いと言われています。
少量であってもシャボン玉には犬の身体に害のある成分が含まれているので、シャボン玉を舐めてしまった場合は注意深く愛犬を観察してあげましょう。
飛んでいるシャボン玉をパクパクした
飛んでいるシャボン玉をパクパクしただけでは、そこまで過剰に心配する必要はないかもしれません。
ただし、少量であっても胃や腸に炎症を起こす可能性はあるので、
など、愛犬の様子を観察してあげて下さい。
シャボン玉の液体を飲んだ
もし大量のシャボン玉液を舐めたり飲んでしまったようであれば、すぐに動物病院を受診した方がいいです。
など詳しく伝えて症状に応じた治療を受けましょう。
催吐処置(異物を吐かせる処置)を行うこともあります。
犬用のシャボン玉が販売されている
原産国 | 中国 |
成分 | ・水、蒸留、導電性または同様の純度:97.185% ・ポリクオタニウム-7:2.5% ・ココアミドベタイン:0.29% ・3‐ビス(ヒドロキシメチル)‐5・5‐ジメチルイミダゾリジン‐2・4ジオン:0.025% |
愛犬とシャボン玉で遊びたいのであれば、ペット用につくられたシャボン玉も販売されているので、少しでも危険を減らすために『ペット用のシャボン玉』で遊ぶことをおすすめします。
※犬が口にしても安全とされていますが、成分については詳しく調べられなかったので、購入を自己責任でお願いします。
犬がシャボン玉を食べた・舐めた|まとめ
犬がシャボン玉を舐めてしまった場合、炎症や中毒症状を引き起こす可能性があります。
シャボン玉をパクパクしただけでは過剰に心配する必要はないかもしれませんが、犬に安全な成分が使用されているわけではないので、できるだけ舐めさせない方がいいです。
シャボン玉液を誤飲してしまった場合は、直ちに動物病院を受診しましょう。
安全にシャボン玉で遊びたいのであれば、『ペット用のシャボン玉』も販売されているのでそちらを試してみることをおすすめします。
\犬が食べたらアレルギー症状を引き起こす植物もあるので注意しましょう/